1947-10-18 第1回国会 参議院 厚生委員会住宅問題に関する小委員会 第3号
又冬は火鉢も炬燵も要らん程の日光を受けますし、夏の庇の板代りには、おいしい苦瓜、糸瓜、南瓜、胡瓜などを並べて植えます。少し脱線いたしますが、そこに鈴虫の二、三匹でも放ちますなら、初秋の月夜などには、今まで身に滲みた苦労はすつかり忘れてしまうことと思います。 次に仮屋の利用者の負担といたしましては、その人に相当の援助をいたしました以外は家賃をとることである。
又冬は火鉢も炬燵も要らん程の日光を受けますし、夏の庇の板代りには、おいしい苦瓜、糸瓜、南瓜、胡瓜などを並べて植えます。少し脱線いたしますが、そこに鈴虫の二、三匹でも放ちますなら、初秋の月夜などには、今まで身に滲みた苦労はすつかり忘れてしまうことと思います。 次に仮屋の利用者の負担といたしましては、その人に相当の援助をいたしました以外は家賃をとることである。
又冬は火鉢も炬燵も要らん程の日光を受けますし、夏の庇の板代りには、おいしい苦瓜、糸瓜、南瓜、胡瓜、などを並べて植えます。少し脱線いたしすが、そこに鈴虫の二三匹でも放ちますなら、初秋の月夜などには、今まで身に滲みた苦労はすつかり忘れてしまうことと思います。 次に仮屋の利用者の負担といたしましては、その人に相当の援助をいたしました以外は家賃をとることである。それは自尊心を失わせん意味からであります。